暗号資産の世界でAPRとAPYの違いについて混乱している人を、最近もよく見かける。正直、これは一見シンプルに見えるのに、利回りを比べるときに多くの人が思わぬ落とし穴にはまってしまうタイプの話なんだ。



手短に整理するね。暗号資産におけるAPRは基本的に「元本に対する利率」—つまり単利だ。10kを20% APRで預ければ、その年に2kを得る。次の年も同じく2k。複利は関係なく、難しい計算もない。これで全部。

APYのほうが面白い。ここで複利が効いてくる。利息に対して、さらに利息がつくんだ。同じ20% APRでも、月次で複利計算されると年末には21.94%前後のAPYになる。日次で複利すると、さらに高くなって22.13%前後。差は小さく見えるかもしれないけど、時間が経つにつれて積み上がっていく。

ただ、プラットフォームを比較する場面では話が変わる。APRを表示するところもあれば、APYを表示するところもある。多くの人は、そもそも見ている指標がまったく別物だということに気づいていない。たとえば「20% APYの商品」と「20% APRの商品」を並べて、同じだと決めつけるだけではダメだ。違う。APYの数字にはすでに複利の“魔法”が織り込まれている一方で、APRにはそれが含まれていない。

暗号資産なら、さらにもう一段階ある。ほとんどのステーキングプラットフォームやイールドファームでは、APYが「ドル」ではなく「トークン建て」で提示される。見た目は良さそうに思えても、トークン価格が下がると「高い利回り」のポジションが、実は法定通貨ベースでは目減りしているということが起きる。実際にそれで痛い目を見た人も見てきた。大量のトークンは稼げたのに、価格が逆方向に動いて結果的に損をしてしまうケースだ。

どこかで資産をロックする前に、次の3つを確認してほしい。APRかAPYか? 複利はどれくらいの頻度で行われるのか? それに加えて、リターンはトークンなのかステーブルコインなのか? これらは、多くの人が考えている以上に重要だ。暗号資産のAPRは紙の上ではすごく良く見えることがある。でも、実際に何で支払われるのか、どれくらいの頻度で支払われるのかを把握しておく必要がある。

私は普段、比較のためにすぐ換算するようにしている。たった2分でできて、後悔をかなり減らせる。Gateであれ他の場所であれ、新しいプロトコルやステーキングの選択肢を評価するときは、毎回やる価値がある。
COMP9.8%
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