アカウントが50万からほぼ底をついたあの年、毎日チャートを凝視して目が赤くなり、上がれば追いかけ、下がれば投げ売り、まるでギャンブラーのように一か八かの賭けをしていた。最後には自分を部屋に閉じ込めて1ヶ月死ぬ気で勉強し、この「10分間スピード戦法」を編み出した。あれから4年、アカウントはすでに2500万に増えたが、ビットコインが10万〜11万のレンジでもみ合っている今、この戦法が一番使える。

要するに、3つのシグナルが同時に出ることが絶対条件：

1つ目、RSIが30以下に落ちる——これは売られすぎで、これ以上下がる確率はほぼ無視できるレベル。ただし、この指標だけを見て飛び込むと、簡単に捕まるから注意。

2つ目、価格が短期のレジスタンスをしっかり上抜けて定着する——例えば今のビットコインなら10.5万ライン。何が「定着」か？少なくとも連続3本の10分足がその上にとどまること。一発陽線で舞い上がらないこと。ダマシのブレイクアウトなんて、仮想通貨市場じゃ日常茶飯事。

3つ目、出来高が突然爆発、通常の3倍以上——これは本物の資金が入っている証拠で、ただの個人投資家の遊びじゃない。価格と出来高がセットで動いてこそ本物。出来高のない上昇は全部幻。

この3つの条件、1つでも欠けたら絶対に手を出さない。

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エントリーは簡単だが、出口はもっとシビア。15%利益が出たらまず20%のポジションを利確しておく。利益は確実に確保。RSIが70以上（買われ過ぎ）に達したら、もう上がるかどうかに関係なく、全ポジションを即売却。もっと待とうとして、30%の利益が20%の損に変わった人を山ほど見てきた。市場はあなたの欲に付き合ってはくれない。

相場によって戦略も変える。頑固者はとっくに淘汰されてる：

**レンジ相場（今のビットコイン10万〜11万の横ばい）**：50万を2つに分け、半分はベースポジションでホールド、もう半分は高値売り・安値買いを繰り返す。下がったら買い増し、上がったら売却。小さな利益を積み重ねる方が、無闇な追い上げより100倍マシ。

**ブル相場（一方的な上昇）**：15万はそのままホールド、残り35万は上昇に乗って追いかける。ただし、すでに天井まで上がったコインは絶対に追いかけない。5日移動平均線を割ったら即撤退、迷うな。

**ベア相場（一方的な下落）**：35万はノーポジションで静観、15万だけ短期トレードでコストダウン。絶対に「底値拾い」を狙わないこと。ベア相場で底を拾いに行くと、最後は誰かのババをつかまされる。

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最後に生き残るための三大鉄則。守れないなら短期トレードはやめろ：

**① ポジション管理：**50万を4つに分け、1回のトレードで使うのは最大12.5万。卵は1つのカゴに盛るな——ベタだがマジで命綱。

**② 厳格な損切り：**1回の損失が2%（つまり1万）を超えたら即カット、絶対に粘らない。1万の損が10万に膨らみ、メンタル崩壊して無茶苦茶なトレードでどんどん損を拡大する人を何人も見てきた。

**③ 絶対に元本でナンピンしない：**利益分は試してもいいが、元本は鉄のルール。元本を割ったら、そこで完全敗北。

この4年、夜中の3時までチャートを見て、減りゆくアカウントに悪態をつく人を何人も見た。もしあなたも同じ苦しみを経験したことがある、あるいは今まさにその最中なら、この戦法を試してみてほしい。一夜で大金持ちにはなれないが、少なくとも相場で長く生き残れるはずだ。