BTCドミナンスって結局何？簡単に言うと、ビットコインの時価総額が暗号資産市場全体の中でどれくらいの割合か、ってこと。

現在BTCドミナンスは約53%で、つまり全ての暗号資産のうち半分のお金がBTCに集まってるって意味。この数値が一番高かったのは2013年で、94%に達したこともある——その頃はほぼ他のコインがなく、BTCの独壇場だった。

2017年のICOバブルの時は、一時的にドミナンスが33%まで下がり、プロジェクト側がいろいろと“草コイン”で稼ぎまくっていた。その後は徐々に回復し、今は50〜60%の範囲で安定している。

**ポイント**：
- ドミナンス↑ = 市場がリスク回避、資金がBTCに集まる
- ドミナンス↓ = リスク選好が高まり、アルトコインが上昇（いわゆる"altseason"）
- 過去の傾向：ドミナンス>65%はしばしばベアマーケットの底、<45%の時はバブルに注意

アルトコインを買いたい？ドミナンスが60%から55%を割ったあたりが目安。リスクを避けたい？ドミナンスが上がっている時はBTCを増やす。

ただし、この指標だけを見るのではなく、取引量やオンチェーンデータ、ニュースなども合わせて見ること。ステーブルコインの登場で数字も歪んでいるので、万能な指標ではない。

BTC2.58%

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