テザーの新しいビットコインの一歩：USDTサポートが登場

暗号資産の世界で最も大きな企業の一つであるTetherは、最大のステーブルコインであるUSDTをビットコインネットワークにも導入しています。会社の公式ウェブサイトからの発表によれば、USDTはRGBプロトコルを介してビットコインネットワークに移行できるとのことです。2019年に開始されたRGBは、ビットコイン上でスマートコントラクトや資産発行を行うことを目的としたオープンソースプロトコルとして知られています。

RGBは、ビットコインが単なる価値保存の手段ではなく、資産が発行可能で、スケーラブルかつプライバシーを提供するインフラであることを目指しています。

インターネットなしの送金も可能になる

テザーのこの新しい動きにより、USDTは今後ビットコインのネットワーク上でも直接機能するようになります。ユーザーはビットコインとUSDTを同じウォレットに保管できるようになります。また、インターネットなしで(オフライン)での送金も可能になります。

この件について話すテザーのCEOパオロ・アルドイーノは、「ビットコインは軽量でプライバシー重視、スケーラブルなステーブルコインに値するものでした。この統合は、私たちにより自由な未来を提供する重要なステップとなるでしょう」と述べました。

公開日: 2025年8月28日15:10最終更新日: 2025年8月28日15:19