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ビットコイン、歴史的に弱い四半期を横ばいでスタート──XRP、TRX、DOGEが資金調達率で強気のセンチメント示す | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
ビットコインが歴史的に見て弱気な第3四半期を横ばいの値動きでスタートする中、主要アルトコインの強気相場を示唆する重要な指標である「永久資金調達率(パーペチュアル・ファンディング・レート)」が注目されている。
資金調達率は、取引所が8時間ごとに課す手数料で、満期のない永久先物(パープス)における強気のロングポジションまたは弱気のショートポジションを維持するコストを指す。
資金調達率がプラスであることは、パープスが現物価格よりもプレミアムで取引されていることを示し、ロングポジションがショートポジションに支払いをすることで強気なポジションを維持する必要があることを意味する。したがって、プラス率は強気なセンチメントを、マイナス率は逆のセンチメントを反映していると解釈される。
記事執筆時点では、世界第4位の時価総額を誇る支払い機能に特化したトークンであるエックス・アール・ピー(XRP)に連動する永久先物の年間資金調達率は、Veloによると約11%で、時価総額トップ10のトークン中で最高だった。トロン(TRX)とドージコイン(DOGE)の資金調達率はそれぞれ10%と8.4%だったのに対し、市場リーダーのビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の資金調達率はわずかにプラスだった。
要するに、XRPは、BTCやETHを含む他の主要暗号資産の中でも、レバレッジをかけた強気ポジションへの最も強い需要を示しているということだ。これは、リップル(Ripple)とアメリカ証券取引委員会(SEC)の和解が停滞しているにもかかわらず、先週のXRPに対する強気センチメントの急上昇したというサンティメント(Santiment)の指摘と一致している。
季節的には弱い四半期
歴史的に見ると第3四半期はビットコインにとって弱い時期であり、Coinglassによると、2013年以降の平均上昇率は5.57%となっている。これは、第4四半期の平均上昇率85%とは大きな違いがある。
BTCの現物価格は、記事執筆時点では10万7000ドル付近で横ばいとなっており、明確な方向性は見られない。価格はほぼ50日間、10万ドルから11万ドルの間で推移しており、長期保有者のウォレットによる売却が、アメリカ上場の現物ETF(上場投資信託)への継続的な資金流入を相殺している。
しかし、一部のアナリストは、今週予定されているアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長の講演と非農業部門雇用者数(NFP)の発表に注目が集まり、近いうちに大きな動きが起こると予想している。