フィデリティが初めて手数料ゼロの退職プランを発表、BTC、イーサリアム、LTCを受け入れる

ソース: cryptoslate

翻訳：ブロックチェーンナイト

フィデリティ・インベストメンツは、投資家にBTC、イーサリアム、LTCを含む3つの主要な暗号資産にアクセスできる機会を提供するゼロコストの退職プランを発表します。

富達デジタルアセットがサポートするCrypto個人退職口座（IRA）の州に居住し、かつ18歳以上のアメリカ市民は、このサービスに参加できます。この資産管理会社は、3種類の異なるIRAプランを提供しています。

第一のプランは免税のロスIRAで、納税済みの資金を使って退職貯蓄を行うことを許可します。一方、第二のプランはより「伝統的な」IRAで、潜在的な利益の成長が課税の繰延べを享受できることを許可します。

第三のプランは Rollover IRA で、投資家が以前の雇用主のプランから IRA に資金を移すことを許可します。例えば 401(k)、403(b) または他の IRA です。

富達 Crypto IRA を開設するには、投資家は資金口座として同じ登録タイプの富達ブローカー IRA を保有する必要があります。

ユーザーは、関連するブローカーIRAからCrypto IRAに資金を移動して取引を行うことができます。個人が条件を満たすフィデリティブローカーIRAをまだ持っていない場合、同社はCrypto IRAを設定する際に同時にそれを開設します。

その上、フィデリティはBTC、イーサリアム、LTCのみを含めることを決定しました。これは、市場価値が比較的高く流動性の良い成熟資産に焦点を当てていることを反映しています。

同社によれば、Fidelity Crypto IRAの開設および維持、ならびに関連するデジタル資産の保管サービスは、顧客に対して料金を請求しないとのことです。

ただし、フィデリティデジタルアセットは、売買注文に1%のスプレッド手数料を適用します。スプレッドとは、顧客が受け取る価格とフィデリティデジタルアセットが注文を完了するために資産を取得する価格との差を指します。

このサービスは、ユーザーが従来のフィデリティ退職口座で慣れ親しんだ機能、包括的な受取人管理を保持できることを許可します。

フィデリティのCrypto IRAの指定受益者は、ユーザーに関連するブローカーIRAに設定された受益者と一致します。顧客はブローカーIRAプラットフォームを通じて受益者を変更できます。

この措置はフィデリティデジタルアセットの最新の取り組みであり、フィデリティデジタルアセットは暗号資産の保管、取引、管理に特化したフィデリティの部門です。